前回(夏期)、大きな成果でした!
前回は夏休みに、この「計算ミスゼロ特訓」の短期講座を実施させていただき、たいへんご好評をいただきました。
夏休みということもあり、普段当校に通えない遠くにお住まいの方なども含め、多くの方ご参加いただきました。
受講いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
受講生徒さんは、既にほぼミス無く計算でき、学校の成績も上位の方がほとんどでした。
計算が苦手な生徒さんの受講を想定した講座だったのですが、元々計算ができる生徒さんでも3日間の受講で確実に目に見えて
その正確さが向上しました。
この結果からも、この冬休みにも開催する本講座は、成果に自信があります。
冬休みの短い期間での開催ですので、2日間の講座となりますが、十分な成果が得られると確信しています。
計算が得意な人、苦手な人、これから計算覚えたい幼稚園児、皆さまからのお申し込みをお待ちしております!
数日で「そろばん習得」は不可能ですが・・・
「そろばんを経験してみよう」という目的ならいいのですが、 実戦で通用するレベルで「そろばんを短期で習得」するのは、
ハッキリ申し上げて不可能です。そろばんは知識を得るものではなく、スポーツのように習得するものだからです。
世界最高の計算技能のそろばん、特に当校が力を入れている「そろばん式暗算」は是非、継続的に習ってもらいたいのですが、
通っている小学校が遠いなど、通いたくても無理な事情が様々あるようです。
そこで、今回の冬期講習も「計算ミスをゼロにする」をテーマを絞り、実施します。
より難しいことを覚えるのが目的ではなく、今できることをミス無くできるようにすることが目的です。
当校の短期間で高度な暗算力を獲得するメソッド、「渋谷式」のごく一部ノウハウを切りだせば、
満足いただける成果を得ていただくことをお約束できると考えています。
だから、今年の冬期講習も「計算ミスゼロ特訓」と題し、2日間の短期講座を実施します。
そろばんは「触る程度」しか使わないので、そろばんを経験してみたい方にはアンマッチですので、
あらかじめご了承ください(そろばんをやってみたいという方は無料体験をお申し込みください)。
計算ミスに「偶然」は無い → 「切り分け」が必要です
「計算ミス」という言葉からは、「偶然」「ランダム」など予期できない不確かなものがイメージされます。ミスをした本人は「たまたまウッカリしてた」という意識ですよね。しかし、実際は違います。まるで「決まり」があるかのように個人単位に「計算ミス」は一定パターンです。例えば、「ミスをする確率」は個人毎に常にほぼ一定です。10問中1問はミスをする人は何度演習をしてもほぼそうなります。むしろ満点を取る方が偶然です。また、「ミスの内容」もランダムのように思えますが、それも個人毎にほぼ同じ内容です。例えば、7+4を含む計算、問題の何番目、・・・などそのミスをする内容はランダムではありません(その数が多いと一見ランダムに見えますが)。これは、計算を専門で指導している当校だからこそ言えることです。
だから漠然と「ミスが多いから気を付けてやる」と、やみくもに演習量をこなすのは非効率どころか、ミスが定着(クセ)してしまうリスクがあります。一度間違ったクセが身に付くと、自然に解消することはまずありません。ご自身も心当たりがあるのではないでしょうか?毎回悔しい想いをしないためには、早期にミスが「何」なのかを特定する必要があります。「渋谷式」では、ミスや問題点を特定することを「切り分け」と呼んでいます。ミスを無くすには、まず、自分のミスが何かを「切り分ける」、特定する必要があるのです。
2日間 ガンガン演習します!宿題も出します!
ミスを無くすのは、そのミスを特定(切り分け)し、その悪いクセを正しく直すために演習を多くこなす必要があります。またそれ以前に、切り分けするのにもある程度演習量が必要なケースもあります。だから、3日間はまさに計算の「特訓」、演習を中心に行います。宿題も出します。講義形式ではありません。演習はそろばんの授業と同様に「号令」で厳密に時間を区切って行います。時間を制約することで逆に演習効率を高めます。「渋谷式」では、時間無制限では演習の意味が全く無いと考えています。
計算ミスゼロに必要なことだけは教えます
今回は「計算ミスゼロ」に絞り、計算演習が中心で、新たな計算法は教えません。例えば、わり算をまだやったことない生徒にわり算を教えたりはしません。ただし、計算ミスゼロに必要な以下の基礎項目は指導します。
〔検算〕 小学生は全員指導します。検算すればミスは激減しますが、いちいち「検算どうやるんだっけ?」と考えるようでは使いものになりません。意外にイザという時にできないのが検算です。検算をやり込んで定着させます。それだけでも、実際に検算しなくてもミスは確実に減ります。そのため、検算のやり方を知っていても再指導し、計算演習は全て検算もセットで行います。
〔九九〕 幼稚園生は対象外です。小学1〜2年生は、まだ小学校では習っていませんが、九九だけは新たに覚えてもらいます。九九はミスの原因になりがちだからです(渋谷そろばん新聞5号)。かけ算だけでなく、わり算にも影響します。正しい九九の覚え方を指導し、暗記は宿題とし、習得チェックを行います。3年生以上は当然覚えていると思いますが、正しく九九を習得しているかチェックした上で、1〜2年生と同様に暗記を宿題として出します。
〔数字〕 幼稚園生は数字を正しく書けるようにすることを中心に指導します。数字はただ読めればいいわけではなく、変なクセがあると計算ミスの原因にもなります。幼児の数字の書き方のクセはずっと残ります。大きさを揃えるなど、ポイントを意識できるように指導します。小学生以上も数字の書き方で計算ミスにつながる例が少なくありません。演習している中で、矯正すべきクセがある場合は指導します。
3日間の成果は「計算ミスゼロシート」に
3日間の成果は、「計算ミスゼロシート」にて目に見える形にし、最終日にお渡しします。切り分け結果、3日間の成果、今後気を付けていくべきことを個人別に記録したシートです。